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2016.06.26 (Sun)

投稿:神奈川部員H

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合宿へ木星を振りに行くにあたって、悩みが、、、。


これまで、その時々の練習中の様子を連絡いただいていて、最近の合奏がすごく良くまとまっていることが分かったのだが、これだけ作りこんでもらえたのに、後から自分が行って好き勝手なことを言ってる感じになったら、どうしよう、、、。
う~ん、まあ、でも、いつものように、オケから出てくる音を体感して、自分の思いがどれだけ伝わるか対話してみるまでだ。
Don't think, feeeel....

今年の移動は米子経由で、S藤さんに迎えに来てもらった。米子の天気は予報どおりすっきりとせず肌寒い。
早速合奏会場に向かってもらって一日目の練習開始。

基本的なコンセプトとして、伝えてみたのはこんなこと。
・出だしは、Allegro giocoso=陽気に、おどけて。木星のイメージは、「陽気な太っちょ、でも軽快に踊れる」
・テンポは、初めに開始したテンポで統一感を持たせる(スコアの指示が無い限り速くも遅くもしない)
・シンコペーションのアクセントを効かせて跳ねる感じを出す(副次的な主題の小節の頭のアクセントと対比をつける)
・fでも、他のパートが主役のときは加減して。デクレシェンドもしっかりして、場面を次に引き渡す
・4分の3拍子のところは、各パートがそれぞれのメロディーの特徴を主張する
などなど

でも、自分も木星を振るのは今日が初めてなので、何度か振り間違える。
作曲者であるホルストさんの書く楽譜は、ちょっとひねりが利いていて同じ主題が二度出てくるところも単なる繰り返しにはなってない。
全く英国人はひねくれているというか、素直じゃない、、、

でもそれなりに手ごたえを感じて、初日の練習を終えて宿泊所に向かう。
今日は天気が悪いということで、いつものBBQでなく、屋内で開店した「居酒屋クインティナ」で飲ませてもらう。
出てくるつまみやらカレーやらがどれも美味しい。肉をひたすら食べるよりおじさんと化した私の身体には良いかも。
閉店したと思ったら、店長交えて部屋飲みが始まってしまうというのはちょっと想定外だったが、、、

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二日目、何とか予定時刻に起きて、またしても手厚く作っていただいた朝食を食べ、元気を取り戻して合奏を開始。
参加者も増え、フルートにも来ていただいて、相当音の厚みが増す。
わがままついでに当日にも関わらず、ピッコロへの持ち替えが可能かうかがってみると、なんと持ってきていらっしゃる!
これで楽器の音域の都合で編曲で工夫した分、自然に聞こえなかった箇所が解消。
この合奏で、伝えるだけ伝えないと、もうゆっくり話せる機会がない。
太陽系の主として木星がいるけど、他の惑星や衛星もそれぞれの軌道を規則正しくめぐり、互いに特徴を主張し合っている、そんな大宇宙の運行を音で表現してプラバホールを響きであふれ返してしまいたい、、、
そんなことを言っていたら、またしてもオケのメンバーが口をポカーンとして何か変わった物を見ている顔つきになっている、、、
はい、単純に、縦のラインをそろえて、と言えばいいんですよね。スミマセン。

帰りは14時半の飛行機。慌しく練習会場を後にする。
N織さんもフルートと合わせたいのに時間を使ってしまってすみません。
やはりS藤さんに送ってもらって飛行機に乗り、羽田で降りてから最後の通しをスマホで録った物を聴いてみる。

ん?
なんかもったりしてる、、、
テンポの統一を試みたものの、自然と速くなりそうなところを逆に勢いをそいでいる?
ボールトさん(初演者)の演奏で速くなっている箇所があって、楽譜に指示も無いのに何でこうしているんだろうと思っていたらこういうことか、、、

二分=付点二分のところもテンポが上がりきっていないかも、、、

もうちょっと速く、、、
いやいや、皆あれだけ仕上がったと言って安心してたのに、今更そんなこと言えんだろー、、、
いや、でも、、、
こうして指揮者の悩みは続く、、、

神奈川部員H

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